2022年11月外来受診【亜鉛のサプリを飲み始める】
先日は11月の腎臓内科の診察日でした。腎臓内科での検査結果や管理栄養士からの食事指導で勉強になったことなどを共有します。
同じように腎臓病の治療中、闘病中の方などに参考にしていただければ幸いです。
2022年11月の検査結果
今月はクレアチニンが「1.64」、eGFRが「41」と前回よりも少し良くなっていました。
クレアチニン1.64は私が腎臓病と診断されてから今までで一番低い値です。
クレアチニンが下がった心当たりは特にありませんが、毎日の食事療法の効果が出ているのだと思います。
腎臓病患者が気を付けたい微量栄養素の不足
先月の血液検査の際にいつもの検査項目に加えて、血液中の亜鉛の量(血清亜鉛)を調べました。
今月はその結果が出ていたのですが、私の場合は血清亜鉛が73と基準値の80-130よりも少しだけ低くなっているそうです。
血液中の亜鉛が不足すると、味覚障害や食欲不振、皮膚炎などの様々な異常が現れることがあるそうです。
私の場合は基準値を少し下回っているだけなので自覚症状が現れるほどではないそうですが、念の為主治医と相談の上、亜鉛のサプリを飲み始めることにしました。
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亜鉛のサプリを飲み始めてからまだ2週間ほどですが、なんと以前まで悩まされていた親指の二枚爪が少し改善してきました。
関連記事:2022年9月外来受診【腎臓病患者は二枚爪になりやすい?】
亜鉛不足で爪が脆くなることもあるそうなので、私の二枚爪は亜鉛不足が原因だったのかも知れません。
注意点として、サプリメントには通常の摂取量の倍以上の栄養素が含まれている場合があり、健康な人の場合は過剰に摂った栄養素を尿から排出することができるのですが、腎臓病患者の場合は排泄能力が落ちているため栄養過多となってしまうことがあるそうです。
そのため、通常1日2、3粒飲むようなサプリメントの場合には1日1粒までにするなど、栄養過多とならないように気をつける必要があるそうです。
腎臓病で食事制限をしているとカロリーやたんぱく質、塩分ばかりに気を取られがちですが、ビタミンや亜鉛などの微量栄養素の不足にも気を付けていきたいですね。
私の場合は血液検査で亜鉛不足が分かったためサプリを飲み始めましたが、自己判断で飲み始めると栄養過多や、処方薬との飲み合わせの問題などもあると思うので気になった方は主治医に相談してみてくださいね。
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