低たんぱく冷やし中華始めました
今年も冷やし中華のおいしい季節がやって来ました!
私は冷やし中華が大好きなんですが、食塩もたんぱく質も高いので、腎臓病で食事制限が必要になってからはあまり食べていませんでした。
今回は「げんた冷凍めん中華めん風」を使って冷やし中華を作ってみたところ、とてもおいしかったので皆さんにも紹介します。
一般的な市販の冷やし中華の栄養成分は?
一般的な市販の冷やし中華の栄養成分はどれくらいかご存知でしょうか?
パッケージ | エネルギー | たんぱく質 | 麺 食塩相当量 | スープ 食塩相当量 |
---|---|---|---|---|
335kcal | 9.2g | 0.8g | 3.3g | |
361kcal | 9.8g | 0.8g | 3.4g | |
417kcal | 10.4g | 1.1g | 4.0g | |
430kcal | 11.0g | 1.1g | 3.1g |
こちらはシマダヤの冷やし中華シリーズですが、たんぱく質は10g前後、食塩相当量は4〜5g前後となっていました。
これに冷やし中華の卵やハムなどの具材を足すと、たんぱく質は20g近くになってしまいます。
また、スープを残したとしても、麺自体にも塩分が含まれているため、私のように腎臓病でたんぱく質や塩分の制限があると、市販の冷やし中華ではたんぱく質や塩分がオーバーしがちになります。
低たんぱく冷やし中華のレシピ
市販の冷やし中華だと腎臓病の方には難しくても、麺を低たんぱく中華めんに変えて、スープも手作りにすることで、腎臓病の方でも安心して食べられるようになります。
今回はそんな低たんぱく冷やし中華のレシピを紹介します。
材料
低たんぱく冷やし中華に使う材料はこちらです。
げんた冷凍めん 中華めん風 | 180g(1人前) |
卵 | 25g(1/2個) |
減塩ハム | 13g(1枚) |
きゅうり | 50g(1/2本) |
トマト | 50g(1/3個) |
酢 | 45g(大さじ3) |
水 | 30g(大さじ2) |
減塩醤油 | 18g(大さじ1) |
ごま油 | 12g(大さじ1) |
砂糖 | 9g(大さじ1/2) |
今回は冷やし中華の具材にスーパーでも売っている市販の減塩ハムを使いました。
塩分30%カットのこちらの減塩ハムなら1枚あたりの塩分は約0.2gになります。
作り方
1 具材はあらかじめ食べやすい大きさにカットしておきます。 2 スープの材料をすべて混ぜて、冷やし中華のスープを作ります。 3 低たんぱく麺を沸騰したお湯で茹でます。低たんぱく冷やし中華の栄養成分
栄養成分表示(1人前)
エネルギー | たんぱく質 | 食塩相当量 | |
---|---|---|---|
げんた冷凍めん 中華めん風 180g | 293kcal | 0.2g | 0.05g |
卵 25g | 38kcal | 3.08g | 0.1g |
減塩ハム 13g | 19kcal | 2.65g | 0.2g |
きゅうり 50g | 7kcal | 0.5g | 0g |
トマト 50g | 10kcal | 0.35g | 0g |
酢 45g | 11kcal | 0.05g | 0g |
減塩醤油 18g | 17kcal | 1.6g | 0.8g |
ごま油 12g | 111kcal | 0g | 0g |
砂糖 9g | 35kcal | 0g | 0g |
合計 | 541kcal | 8.43g | 1.15g |
※減塩ハムは「銀河フーズ 減塩&糖質ゼロ ロースハーム」を使用しています。
※減塩醤油は「いつでも新鮮 超減塩しょうゆ 食塩分66%カット」を使用しています。
※栄養計算のやり方はこちらで紹介しています。
冷やし中華を減塩、低たんぱくにするコツ
塩分、たんぱく質の高い冷やし中華もちょっとした工夫で、減塩、低たんぱくな冷やし中華にすることができます。
冷やし中華の麺は低たんぱく麺にする
今回はこちらのたんぱく質・塩分がほぼゼロのげんた冷凍めんを使用しました。
一般的な冷やし中華の麺には1食あたりたんぱく質10g、塩分1gほどが含まれているため、腎臓病の食事制限をしている場合は麺を低たんぱく、減塩のものに変えることがとても重要です。
こちらのげんた冷凍中華めんはコシのある太麺の中華めんで、食べごたえのある冷やし中華になります。
その他、細麺の方が好きな方はこちらの「ジンゾウ先生のでんぷん生ラーメン」もおすすめです。
こちらの方が麺の色が少し透明に近く、げんた冷凍中華めんよりも細麺なので冷やし中華にもよく合うと思います。
どちらの中華めんも塩分、たんぱく質ゼロなので、腎臓病で食事制限がある方にはピッタリです。
冷やし中華のスープは手作りする
冷やし中華のスープは意外と簡単に作れるので、手作りスープにすれば減塩になります。
スープに使う醤油は我が家ではキッコーマンの塩分66%カットの減塩醤油を使っています。
キッコーマンの減塩醤油については以下の記事でも詳しくレビューしています。
手作りスープだと少し物足りないなという方や、お酢の酸味が少しキツイと感じる方は、手作りスープにマヨネーズを少し足してあげると、お酢の酸味がまろやかになってさらに食べやすくなります。
MCTオイルでカロリーアップ
ここまででも十分においしい、低たんぱく冷やし中華ができますが、腎臓病でたんぱく質制限をしていると、どうしてもカロリー不足になってしまうという方には、ぜひMCTオイルを小さじ1かけてみてください。
MCTオイルは中鎖脂肪酸100%の油で、消化・吸収されやすく、体内で速やかにエネルギーに変わり蓄積脂肪になりにくいという特徴があります。
小さじ1で41kcalなので、冷やし中華をはじめ、色々な料理に少しかけるだけで自然とカロリーアップできるので、腎臓病のたんぱく質制限をしている方にはとてもおすすめのカロリーアップ方法です。
MCTオイルの詳しい使い方については以下の記事で紹介しています。
>> 【腎臓病の食事】MCTオイルでカロリーアップしてみました
低たんぱく中華麺を使った冷やし中華で季節感も満載
今回は、低たんぱく中華めんを使った、低たんぱく冷やし中華を紹介しました。
暑い季節に冷やし中華は涼しげで季節感もあり、見た目にもおいしそうですよね。
腎臓病だからといって食べたいものを諦める必要はありません。
低たんぱく中華めんに代えれば、塩分の高い冷やし中華や、ラーメンもおいしく減塩することができます。
皆さんのご家庭でも低たんぱく冷やし中華はじめてみませんか?
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