2021年4月外来受診【食事制限で体重が減っている方は要注意】
先日は4月の腎臓内科の外来受診日でした。検査結果や管理栄養士からの食事指導で勉強になったことなどを共有します。
同じように腎臓病の治療中、闘病中の方などに参考にしていただければ幸いです。
2021年4月の検査結果
今月はクレアチニンが「1.90」、eGFRが「36」と先月より少し良くなっていました。
ここ最近は毎月少しずつクレアチニンが下がり続けています。
今月の管理栄養士による栄養指導(2021年4月)
今月も病院で管理栄養士からの栄養指導があり、24時間蓄尿による食塩やたんぱく質摂取量の測定結果と、自分でした栄養計算を照らし合わせて答え合わせをしました。
答え合わせの結果は以下の通りです。
たんぱく質摂取量 | 食塩摂取量 | |
---|---|---|
自分でした栄養計算 | 36.6g | 3.4g |
24時間蓄尿による測定 | 33.67g | 4.85g |
今回は栄養計算の結果と、24時間蓄尿による測定結果ではほぼ同じ値でした。
24時間蓄尿による測定では蓄尿日当日の値がそのまま反映される訳ではなく、蓄尿日の数日前からの平均値くらいの値になるので、栄養計算結果と全く同じ値になる訳ではありません。
このように毎回答え合わせをしていると、栄養計算の精度も高くなっていくそうなので、今後もこの調子で食事療法を続けていきたいと思います。
食事制限で体重が減っている方は要注意
最近は持病の潰瘍性大腸炎の影響もありお腹を下しがちなので、脂身の多いお肉よりも、脂質の少ない魚を中心に食べるようにしています。
そこで一つ困ったことがあります。
カロリー不足で体重が少しずつ減ってしまいます。
私に限らず、たんぱく質制限をしているとカロリーが不足して体重が減ってしまうという方はいるのではないでしょうか?
たんぱく質制限でカロリーが不足すると、体は筋肉を分解してカロリーを補おうとします。
それにより筋肉量が減ってしまうばかりでなく、筋肉を分解することで結果的にたんぱく質を多く摂ったのと同じことになってしまうそうです。
>> 【腎臓病の食事】たんぱく質制限ではカロリーアップが重要です
そこで最近は粉飴やMCTオイル、カロリーアップゼリーなども活用して、なるべく現在の体重を維持するように心がけています。
私の場合は毎日体重計に乗ることで、カロリーが多すぎたり少なすぎることがないか確認しています。
たんぱく質制限を始めてから体重が減ってしまったという方はぜひ主治医や管理栄養士に相談してみてください。
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