2020年9月外来受診【クレアチニンが下がるのは良いこと?】

先日は9月の腎臓内科の外来受診日でした。検査結果や管理栄養士からの食事指導で勉強になったことなどを共有します。

みよし
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同じように腎臓病の治療中、闘病中の方などに参考にしていただければ幸いです。

2020年9月の検査結果

2020年9月の検査結果

今月はクレアチニンが「2.02」、eGFRが「34」と先月よりも少し良くなっていました

ただし、ここ数ヶ月はずっとクレアチニンが2.1〜2.2の間を行ったり来たりしていたので、主治医によると「筋肉が落ちたことでクレアチニンが下がった可能性もある」とのことでした。

みよし
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クレアチニンは筋肉で作られる老廃物の1つなので、筋肉が多い人ほどクレアチニンは高くなり、筋肉が少ない人ほどクレアチニンは低くなります。

思えば、ここ数日は親知らずを抜歯した直後だったこともあり、まともにカロリーやたんぱく質を取れていなかったことで筋肉が少し落ちてしまったのかも知れません。

ちなみに腎臓病のたんぱく質制限でカロリーが不足すると、筋肉が落ちてしまい、腎臓にも良くないというお話は以下の記事の中で説明しています。

>> 【腎臓病の食事】たんぱく質制限ではカロリーアップが重要です

私のように慢性腎不全になってしまうと、基本的に一度落ちた腎機能が回復することはないので、クレアチニンが下がったということは筋肉が落ちてしまったという可能性もあります。

みよし
みよし
個人的にはクレアチニンが急激に上がったり、下がったりせずに安定している状態が一番安心します。

今月の管理栄養士による栄養指導(2020年9月)

今月も病院で管理栄養士からの栄養指導があり、24時間蓄尿による食塩やたんぱく質摂取量の測定結果と、自分でした栄養計算を照らし合わせて答え合わせをしました。

答え合わせの結果は以下の通りです。

たんぱく質摂取量食塩摂取量
自分でした栄養計算33.1g4.6g
24時間蓄尿による測定29.13g4.15g
みよし
みよし
私が通院している病院では基本的に毎回栄養指導があり、このような答え合わせを行っています。

私のたんぱく質の指示量は1日38gですが、親知らずの抜歯をした直後ということもあり、カロリーやたんぱく質をあまり取れませんでした。

ちなみに抜歯後の食事はこんな感じでトマトリゾットや、かぼちゃリゾット、カレーリゾットなど低たんぱく米をリゾットにして食べていました。

歯が痛くて、あまり食べられないながらも、リゾットにして牛乳やチーズから良質なたんぱく質をなるべく摂取するようにしていました。

また、不足しがちなカロリーについては、市販のエネルギーゼリーでなるべく補うようにしました。

私が今までに食べたことのあるエネルギーゼリーについては以下の記事で紹介しています。

>> カロリーアップならエネルギーゼリーがオススメ

活動量計を使った腎臓リハビリテーション

今回の診察では、栄養指導以外にリハビリの先生の指導の元、運動力測定も行いました。

みよし
みよし
ちょうど今の病院に転院してから1年間が経ちました。

日々のたんぱく質制限による筋力の低下などが起きていないかチェックするために、私の通っている病院では年に1回、握力や歩行速度などの測定をしています。

運動力測定で、昨年よりも運動力が落ちていたら、リハビリの先生に正しい運動の仕方などの指導をして貰えるそうです。

以前は腎臓病患者は安静第一と言われていたそうですが、最近の研究では腎臓リハビリテーション学会という学会が出来るほど、腎臓病患者の運動の効果が見直されているそうです。

腎臓リハビリテーション学会の上月正博先生が出版された本については以下の記事でレビューしています。

>> 上月正博先生の「腎臓病は運動でよくなる!」を読みました

そして今年も病院から以下の活動量計を貸してもらったので、次回の診察までにこちらで歩数の記録などをしていこうと思います。

病院から支給された活動量計
病院から支給された活動量計
みよし
みよし
昨年の2019年8月の診察でも同じく活動量計を貸して貰いましたが、今回はコロナの影響もあり、確実に普段の歩数は減っていると思います。
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