2022年7月外来受診【腎臓病患者の脱水には要注意】
先日は7月の腎臓内科の外来受診日でした。検査結果や管理栄養士からの食事指導で勉強になったことなどを共有します。
同じように腎臓病の治療中、闘病中の方などに参考にしていただければ幸いです。
2022年7月の検査結果
今月はクレアチニンが「1.69」、eGFRが「40」と前回からほぼ現状維持でした。
今の病院に転院してからちょうど3年が経過しましたが、最近は食事療法の効果で腎機能も少しずつ良くなってきました。
腎機能が悪化すると腎臓の形が少しずつ歪になり、サイズも小さくなってしまいます。
一度小さくなってしまった腎臓が元に戻ることはありませんが、食事療法によって腎臓への負担を減らすことによって腎機能が再び回復することはあるそうです。
今月はいつもの検査以外に年に一度のCT検査やABI検査も行いました。CT検査で現在の腎臓のサイズなども分かるので、来月の検査結果が楽しみです。
今月の管理栄養士による栄養指導(2022年7月)
今月も病院で管理栄養士からの栄養指導があり、24時間蓄尿による食塩やたんぱく質摂取量の測定結果と、自分でした栄養計算を照らし合わせて答え合わせをしました。
答え合わせの結果は以下の通りです。
たんぱく質摂取量 | 食塩摂取量 | |
---|---|---|
自分でした栄養計算 | 42.6g | 4.59g |
24時間蓄尿による測定 | 42.34g | 7.06g |
今月は栄養計算の結果よりも24時間蓄尿による測定の方が食塩摂取量が大幅に高くなってしまいました。
最近は忙しくて料理があまり出来ないため、スーパーのお惣菜やお弁当を食べることも多くなっています。
勿論、栄養成分表示は常に確認していますが、お惣菜等の栄養成分表示の数値はかなり誤差があるように思います。
とはいえ、管理栄養士さんによると最近は気温も高く汗を沢山かくので、脱水にならないようにこれくらいは塩分を摂っても大丈夫とのことでした。
脱水で腎機能が低下してしまうこともあるため、脱水にだけは絶対にならないようにこの時期は水分補給を多めにしています。
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