もっとおいしい腎臓病食

腎臓病患者が腎臓病の食事療法をおいしく続けるコツ、低たんぱく特殊食品や減塩食品のレビューなどを発信しています。

2020年2月外来受診【人のカラダは弱アルカリ性】

2020年2月外来受診【人のカラダは弱アルカリ性】

先日は2月の腎臓内科の外来受診日でした。検査結果や管理栄養士からの食事指導で勉強になったことなどを共有します。


同じように腎臓病の治療中、闘病中の方などに参考にしていただければ幸いです。


2020年2月の検査結果

2020年2月の検査結果
2020年2月の検査結果

今月はクレアチニンが「2.26」、eGFRが「30」と先月とほぼ変わりませんでした。


クレアチニンが2.0を超えると急激に上がりやすいとよく言われますが、私の場合はここ半年くらいは2.1〜2.3くらいの間でほぼ横ばいです。

今月の管理栄養士による栄養指導(2020年2月)

今月も病院で管理栄養士からの栄養指導があり、24時間蓄尿による食塩やたんぱく質摂取量の測定結果と、自分でした栄養計算を照らし合わせて答え合わせをしました。

答え合わせの結果は以下の通りです。

たんぱく質摂取量 食塩摂取量
自分でした栄養計算 36.2 4.3
24時間蓄尿による測定 33.0 4.35

私が通院している病院では基本的に毎回栄養指導があり、このような答え合わせを行っています。


今回は自分でした栄養計算よりも少しだけ、24時間蓄尿の結果の方が低くなりました。

主治医によると蓄尿で採取した尿が普段よりも約1回分少なかったようで実際の摂取量よりも低く出ている可能性が高いとのことでした。

とはいえ、蓄尿の採取漏れがあったわけではなく、同じ24時間蓄尿でも尿の作られるタイミングの関係で1回分少なくなってしまうことはよくあるそうです。

24時間蓄尿で正しく取れているかの確認は蓄尿の検査結果の尿中クレアチニンという項目で分かります。

1日で尿から排出するクレアチニンの量はほぼ一定のため、普段の尿中クレアチニンの平均値よりも明らかに低い場合は、1回分少ないことが分かるそうです。


蓄尿で採取した尿が1回分少なかったことを考慮すると、ほぼ自分の栄養計算の結果と同じくらいになりそうです。

pH、HCO3とは?食事とどう関係しているの?

今回は血液検査の検査結果のpH、HCO3の項目についてよく理解出来ていなかったので管理栄養士の栄養指導の際に質問してみました。

pH、HCO3の検査結果
pH、HCO3の検査結果

pHとは酸性、アルカリ性を表す数値で、人間の血液は常に7.35~7.45の間で保たれ、中性よりも少しだけ弱アルカリ性よりに傾いているそうです。

腎機能が悪くなると、腎臓がカラダの中の酸を尿から排出できなくなり、血液が酸性(アシドーシス)に傾いてしまいます。

とはいえ、腎機能が悪くなってもすぐに酸性に傾くわけではなく、初めの内は体内のHCO3というアルカリ性の成分が酸性の成分を中和し、血液が酸性に傾くのを防いでくれます。

そのため、pHが正常値の範囲内でもHCO3の値が減っていれば、血液が徐々に酸性に傾きつつあるということが分かるわけですね。

pH、HCO3は食事療法とも関係があり、お肉などのたんぱく質を摂ると酸性の成分が、野菜などを摂るとアルカリ性の成分(HCO3)が増えやすいそうです。

そのため、私の病院ではpH、HCO3などの検査項目も毎回確認しながら食事療法が上手く出来ているかを栄養指導で確認しています。


栄養指導で管理栄養士はこういった細かい検査結果まで確認しているのだと関心してしまった今回の外来でした。