腎臓病向け低たんぱくうどん食べ比べ!特徴を知っておいしく食べよう

腎臓病向け低たんぱくうどん食べ比べ!特徴を知っておいしく食べよう

今回は腎臓病患者向けの低たんぱくうどんとして販売されている有名どころ2種類の中を食べ比べした感想を紹介します。

結論から言うと、それぞれ特徴があって、どちらのうどんもおいしかったです。

低たんぱくうどんの特徴を知って、自分の好みのうどんを見つけましょう。

腎臓病向け低たんぱくうどん食べ比べ!

今回食べ比べしたのはこの2種類
今回食べ比べしたのはこの2種類

低たんぱくうどんは手軽に調理できて、どれも意外とレベルが高いので、麺好きの私はよくお昼に低たんぱくごはんの代わりに食べています。

今回はそんな低たんぱくうどんの中でも特に有名な「げんたうどん」と「播州はりまのうどん」を食べ比べしました。

キッセイ げんたうどん

1つ目はキッセイ薬品工業が販売している「げんたうどん」です。

キッセイ げんたうどん
キッセイ げんたうどん

みよし

みよし

げんたシリーズはキッセイ薬品工業が販売している腎臓病患者向けの低たんぱく減塩食品で、うどん以外にもそば、中華めん、そうめん、低たんぱくごはん、麺つゆなどが発売されています。

げんたうどんには1束100gの乾麺が3袋入っています。

1束ごとに個包装されていて、一つ一つに賞味期限の記載があるのも嬉しいですね。

げんたうどんの栄養成分表示はこちらです。

茹でたあとの栄養成分
茹でたあとの栄養成分

栄養成分表示(ゆで麺1食200gあたり)

エネルギー250kcal
たんぱく質1.0g
脂質2.4g
炭水化物56.2g
食塩相当量0.01g
カリウム8.8mg
リン30mg
カルシウム100mg

パッケージの裏面には茹でたあとの栄養成分表示も記載されていて、100gの乾麺を茹でると1食200gになります。

麺の塩分はほぼゼロで、たんぱく質、カリウム、リンなども削減されているので腎臓病で食事制限をしている方でも安心して食べられます。

げんたうどんの調理方法は一般的な乾麺のうどんとほぼ変わらず、熱湯で14分茹でたあとにザルに取り冷水でしめるだけです。

げんたうどんを実食
げんたうどんを実食

茹で上がり後のうどんの見た目は普通のうどんとほぼ同じでした。

低たんぱく麺の中には柔らかくなりすぎたり、コシがほとんど無いものも多いですが、げんたうどんの場合は適度なコシがあり、とてもおいしく食べられました。

ちなみにげんたうどんは乾麺だけではなく、冷凍めんも販売されています。

冷凍うどんの方は湯で時間が1分30秒と短く、乾麺よりもさらにコシが強くモチモチしているので、温かいうどんにして食べてもちゃんとコシを残したまま食べられます。

コシの強いうどんが好きな方や、14分の湯で時間は長すぎると感じる方は冷凍うどんの方もオススメです。

たんぱく調整 播州はりまのうどん

そしてお次は「たんぱく調整 播州はりまのうどん」です。

たんぱく調整 播州はりまのうどん
たんぱく調整 播州はりまのうどん

たんぱく調整 播州はりまのうどんには1束80gで全部で4束入っています。

げんたうどんに比べると1束あたりの麺の量は20g少ないですが、4束入っているのでトータルではたんぱく調整 播州はりまのうどんの方が麺の量は少し多くなります。

げんたうどんのように一つ一つは個包装されていないので、保存する場合は袋のジップロックなどに入れておく必要があります。

たんぱく調整 播州はりまのうどんの栄養成分表示はこちらです。

たんぱく調整 播州はりまのうどんの栄養成分
たんぱく調整 播州はりまのうどんの栄養成分

栄養成分表示(ゆで麺1食140gあたり)

エネルギー150kcal
たんぱく質0.7g
脂質0.3g
炭水化物36.3g
食塩相当量0g
カリウム1mg
リン17mg
カルシウム7mg

たんぱく調整 播州はりまのうどんも塩分はゼロで、1食あたりのたんぱく質は1g以下とげんたうどんと同様に食事制限があっても食べやすくなっています。

調理方法は一般的なうどんと同じで湯で時間は10分でした。

たんぱく調整 播州はりまのうどんを実食
たんぱく調整 播州はりまのうどんを実食

茹で上がり後の麺の太さはうどんにしてはかなり細めです。

げんたうどんに比べるとコシは弱めで、ツルっとした食感のため、うどんというよりも太いそうめんという印象でした。

たんぱく調整 播州はりまのうどんは茹で上がり後の重量が140gのため、個人的には1食としては少し量が少なかったです。

味はとてもおいしいのですが、うどんとしては少し物足りない結果となりました。

低たんぱくうどんは『げんたうどん』がオススメ

今回は低たんぱくうどん2種類を食べ比べした感想を紹介しました。

低たんぱくうどん食べ比べ
低たんぱくうどん食べ比べ

2種類を比較して見ると、色や麺の太さなども大分違うことがよく分かります。

味はどちらもおいしいのですが、色や麺の太さ、コシなどはげんたうどんの方がより本物のうどんに近いという結果になりました。

それもそのはずで、製造元のはりま製麺株式会社は揖保の糸など、そうめんの製造を得意としている会社です。

そのため「はりまシリーズ」の低たんぱくそうめんはダントツにおいしいのですが、低たんぱくうどんでは「げんたシリーズ」に軍配が上がりました。

それぞれの会社が販売している低たんぱく麺の特徴を知り、食事制限を少しでもおいしく続けていきたいですね。

ちなみに今回の食べ比べでは麺つゆに無塩ドットコムで販売されている「塩ぬき屋 50%減塩だしつゆ」を使いました。

塩ぬき屋 50%減塩だしつゆ 500ml
塩ぬき屋 50%減塩だしつゆ 500ml

こちらの麺つゆは私が知っている限りでは、最も塩分、たんぱく質、カリウムが低い麺つゆで味もとてもおいしいので最近のお気に入りになっています。

その他、無塩ドットコムの塩抜き屋シリーズはどれもレベルが高いので、減塩調味料で迷ったら塩抜き屋シリーズを購入しておけば間違いありません

>> 塩ぬき屋 50%減塩だしつゆ(無塩ドットコムで確認)

この記事では低たんぱくうどんの食べ比べをご紹介しましたが、同じメーカーから販売されている他の商品の食べ比べもしているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

>> 低たんぱくそば(蕎麦)食べ比べ
>> 低たんぱくそうめん食べ比べ

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