もっとおいしい腎臓病食

腎臓病患者が腎臓病の食事療法をおいしく続けるコツ、低たんぱく特殊食品や減塩食品のレビューなどを発信しています。

【腎臓病の食事】MCTオイルでカロリーアップしてみました

【腎臓病の食事】MCTオイルでカロリーアップしてみました
【腎臓病の食事】MCTオイルでカロリーアップしてみました

以前の記事で腎臓病のたんぱく質制限でカロリーアップが重要な理由と、カロリーアップにおすすめの食品を紹介しましたが、今回はその中からMCTオイルについてご紹介します。

前回の記事をまだ見られていない方は先にこちらをご覧いただくことをオススメします。

腎臓病でたんぱく質制限をされている方はぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

MCTオイルとは?

MCTとは中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)のことです。

油の構成成分である脂肪酸は、炭素が連結する長さによって長鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸などに分けられています。

調理によく使われるサラダ油やオリーブオイルなどは、主に長鎖脂肪酸でできています。 中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸の油に比べ構成する脂肪酸の炭素鎖が短いため消化・吸収されやすく、体内で速やかにエネルギーに変わり蓄積脂肪になりにくいという特徴があります。

MCTオイルは様々なメーカーから販売されていますが、今回は腎臓病食の宅配で有名なヘルシーネットワークなどでも扱いのある「日清MCTオイル」を購入しました。

日清MCTオイルの特徴

  • 日清MCTオイルは中鎖脂肪酸100%の油
  • 小さじ1杯で41kcal、たんぱく質ゼロ
  • 母乳にも含まれる天然成分なので安心
  • 味や臭いが少なく使いやすい
  • 長時間劣化しにくい3年間おいしく使える(未開封時)

日清MCTオイルの購入の決め手は中鎖脂肪酸100%で、母乳にも含まれる天然成分で出来ているということです。

私はカロリーアップのために、たまにエネルギーゼリーなどもいただくのですが、こちらは人工甘味料などが含まれているものが多いため、毎日食べるとカロリーアップは出来ても他の健康被害などが心配でした。

食事療法は毎日のことなので、日常的に使う食品はなるべく天然成分で安全なものを使いたいですよね。

MCTオイルの使い方

MCTオイルは調理済みの料理に後から掛けたり、味噌汁やカレーなどに混ぜていただくことでカロリーアップができます。

味噌汁などにはMCTオイルを小さじ1杯ほどかけていただきます
味噌汁などにはMCTオイルを小さじ1杯ほどかけます

MCTオイルは無色、透明なので小さじ1杯ほど味噌汁に入れても、ほとんど違いは分かりません。 MCTオイルが入っていると言われなければ気付かないレベルだと思います。

ただし、MCTオイルは油なので摂りすぎるとお腹がゆるくなったりすることがあるので摂り過ぎには注意が必要です。私は多くても1日小さじ2、3杯程度にしています。

また、MCTオイルは揚げ物調理、炒め調理に使用することはできません。揚げたり炒めたりすると煙が出たり、泡立ちが起こり危険です。

加熱調理にも使いたい場合は、中鎖脂肪酸85%のマクトンオイルがオススメです。マクトンオイルであれば、炒め物、揚げ物などにも使うことができます。

ただし、通常の油よりも発煙温度などが違うので、マクトンオイルを調理に使う場合は注意事項を見て正しく使用してくださいね。

MCTオイルで簡単カロリーアップ

今回は腎臓病のカロリーアップにも最適なMCTオイルをご紹介しました。

カロリーアップのために、毎回ゼリーやお菓子を食べたり、低たんぱく米の量を増やすのが大変という方もいると思いますが、カレーやお味噌汁、ドレッシングなどに混ぜるだけであれば比較的簡単にカロリーアップ出来るのではないでしょうか。

私はまだ試したことはないのですが、コーヒーなどに小さじ1杯ほど入れてカロリーアップすることも出来るようです。コーヒー好きな方は試してみてはいかがでしょうか。